介護脱毛(VIO脱毛)が気になっているけど、デリケートゾーンを人に見られるのは恥ずかしいし、痛みも気になっていませんか。
この記事は、VIO脱毛の具体的な流れをご紹介するので、施術の様子や事前準備などの理解を深めることができます。
私はエステでニードル脱毛や光治療、医療クリニックのレーザ治療など何度か施術を受けたことがあり、それぞれの違いやメリットデメリットを体感しています。
この記事では、エステ光脱毛と医療レーザー脱毛の違い、VIO脱毛に行く前の準備や施術の流れをご紹介します。
記事を読み終えると、介護脱毛の不安が軽減され、自分に合った次のアクションにつながります。
目次
介護脱毛とは
介護脱毛は、自分が介護を受けることを想定し、事前にデリケートゾーン(VIO)を脱毛することです。自分が介護をして苦労をしたから相手には迷惑をかけたくない、負担を少しでも減らしたいと思いから受ける人が増えています。
介護状態になると、排泄物の処理を介護人の方に行っていただくことになります。自分でトイレに行けていた時と違い、排泄物の処理を誰かに行って頂くことになるのですぐに処理してもらうことは難しいです。排泄物は、時間が経過すると毛に絡みついたまま乾燥して取れにくくなります。縮れている毛なので汚れが取りにくく、しっかり拭くと肌荒れが起きたり、残ってしまうと臭いの原因にもなります。
介護脱毛のメリットは、排泄介助がしやすいこと、肌トラブルの軽減、デリケートゾーンが衛生的になることです。元々、VIO脱毛が若い女性を中心に人気を得たのは審美性だけでなく、生理中の汚れやムレを軽減させ、デリケートゾーンを快適にする実用性がありました。VIO脱毛は、介護時だけでなく水着着用時やムレやすい夏場なども快適になるメリットがあります。介護脱毛をやる必要があるかないかでいうと、介護を受ける前提の人はやられた方が良いでしょう。
介護脱毛とは
- デリケートゾーン(VIO)のアンダーヘアを処理する
- レーザーは黒色に反応するので、白髪が生える前に始める
- 40、50代で始める人が多い
自分で脱毛機を使って処理するかクリニックでケアするか?
介護脱毛の必要性は理解していても、デリケートゾーンは人に見せたくないので少し抵抗がありますよね。
自分でケアするには、電気屋で家庭用脱毛器を購入したり、時間単位で脱毛機をセルフで利用できる施設があります。家庭用脱毛機は、手軽に行えるものの医療用と比べて出力パワーが弱いので、一時的に脱毛することはできても永久脱毛するには時間がかかります。また身体の中でも手足は、自分の目が届く範囲で小まめにケアできるので元が取れるかもしれませんがVIOは自分で処理しにくい部位であり、万が一、肌荒れが起きた時はサポートしてもらえる体制があった方が安心できます。
医療レーザー脱毛かエステ光脱毛か
脱毛の種類には、美容医療クリニックで行う医療レーザー脱毛とエステで行う光治療のエステ脱毛があります。おすすめは、前者です。
エステ脱毛は、医療知識がなくても行える治療であり、広範囲に弱い光線を当て、毛の量を減らしていく施術です。1箇所100円〜と言った広告を見たことがある方もいらっしゃると思いますが価格が安く、痛くありません。来店のハードルを下げ、複数の部位を長期間契約していく販売スタイルだと思われます。若年層でお金はあまりないけど、時間はたくさんあり、毛量が多くて、全身の脱毛をしたいということであれば、エステ脱毛でもいいと思います。しかし、VIO脱毛は毛が濃く、時間がかかるので医療脱毛をおすすめします。
脱毛の種類 | エステ脱毛 | 医療レーザー脱毛 |
脱毛回数 | 12~18回 | 5~8回 |
脱毛期間 | 2~3年 | 1~2年 |
エステ脱毛の回数は、12~18回に及びます。そんな回数通えますでしょうか。40、50代は、忙しい方が多いと思うからこそ最初から医療脱毛で、専門的な施術をおすすめします。
上記の表を見て頂くと分かると思うのですが、脱毛は一度や二度、レーザーを当てても簡単になくなりません。
私は、Vラインを無毛にしなくても...と思っていましたが、毛量を減らすために数回は全部剃毛しレーザを当てても良かったと思いました。無毛になると、一瞬ドキドキしますが大丈夫です。またすぐに生えてきます。笑
白髪はどうやって脱毛するか
レーザは、黒い色素(メラニン)にダメージを与えて毛を増やす組織を破壊する治療方法です。そのため、白髪になってしまうと脱毛効果が弱まります。脱毛方法は、主に2つと申し上げましたがもう一つあり、白髪を脱毛するにはニードル脱毛を行います。ニードル脱毛は、古典的な脱毛方法で毛穴の中にニードル(針)をさし、毛根へ電流を流して抜きます。一本一本処理するので時間がかかり、痛みが強く、料金も高いです。
医療脱毛が普及する前に、T●Cで脇のニードル脱毛をしたことがありますが、めちゃくちゃ痛かったですし、10分やっても1円玉以下の範囲しか終わりませんでした。ただ、施術した箇所は毛が生えて来ず本当に綺麗になりました。脇であれだけ痛かったことを考えると、VIOは相当痛いと思います。
VIO脱毛について
脱毛する部位について
- 排泄介助が楽になるのは、Iライン(陰部のサイド)とOライン(肛門の周り)の脱毛です。
- Vラインは全く毛がないと温泉に行った際などに恥ずかしいと感じる人も多いため、無毛にするかデザインして残すかはお好みになります。Vラインは、自分で好みの形に整えて施術に行ってもいいですし、サロンスタッフにお任せすることもできます。
VIO脱毛の流れ
施設の雰囲気はどんな感じ?
美容クリニックは、幅広い年代の女性が通われています。脱毛だけに絞ると若い女性が多かったですが、最近は肌ケアをする若い男性を見かけることがとても増えました。ヒゲ脱毛は、若い男性だけでなくサラリーマン世代の男性にもニーズがあるので色んな方が来られている印象です。クリニックでは、プライバシーに配慮して名前ではなく番号で呼ばれますので、どんな年代の方が来ても恥ずかしい思いをすることはないでしょう。
クリニックによっては、順番が前後しますが大まかな流れは以下の通りです。
- 個室にて下着を脱ぎ、下半身にタオルをかける。準備ができたらスタッフを呼ぶ。
- スタッフ(大抵女性)が準備が整ったか確認し、施術可能か医師を呼んで肌のチェックを行う
※わたしの場合は、この時、若い男性医師であることが多く最も恥ずかしい場面でした。ただ良くも悪くも、Vゾーンのみをちらっと見るだけで、VIO全てを隈なくチェックしたり、触診することはありません。 - 施術が可能だとスタッフが、剃り残した毛を電動シェーバーなどで処理します。
※予約日の前日に、自宅で剃毛処理を求めるクリニックがあります。 - スタッフが、患部にレーザーを当てていきます。この時に、どれぐらいの強度に耐えられるか出力を調整しながら行います。また、照射時に「行きますよ〜」や「せーの」と合図をくれることが多いです。
- Vラインは、仰向けで足を閉じたまま行います。VIOの中で、一番広範囲なので時間がかかります。痛みは、輪ゴムで弾かれている強度です。メラニン色素が濃い部位ほど痛みが強かったり、粘膜に近い部分ほど痛みがありますが出力調整するので耐えられないレベルではなかったです。
- Iラインは仰向けで片方の膝を横に倒してレーザを照射していきます。スタッフは、手袋をはめた手で患部にしっかりレーザーが当たるように照射していきます。
- Oラインは、あっと言う間に終わります。うつ伏せになり、お尻を掻き分けてレーザーをしっかり当てます。
- 終わった後は、軟膏を塗り冷やします。
施術するスタッフさんは、毎日大勢の方のデリケートゾーンを見てます。
施術にも慣れているので手際が良く、こちらの気持ちを察して安心して治療を行ってくれます。
事前準備について
クリニックの予約前日に、自分で剃っていく場合とクリニックで剃ってもらう場合があります。以前は、スタッフが剃毛すると料金を取ることがありましたが最近は無料で実施してくれるクリニックが増えているようです。
自己処理によって、肌荒れが起きるとその部位はレーザーの照射をしてもらえません。なので、剃刀で肌を傷つけることがないよう電動シェーバーで剃るくらいが良いです。
VIOは、頑張っても剃り残しが発生してしまう部位なので、スタッフが足りない部位はケアしてくれます。ただ、予約時間が決まっているので、ある程度自分で処理できる箇所は済ませて行った方がお互いにとっても楽です。
Vラインは、無毛にする人と恥ずかしくない程度に残す人の2パターンがあります。介護の快適さでいうと、無毛ですが一番邪魔になるのはIラインとOラインです。Vラインのデザインパターンは、いくつかあるので興味がある人は調べてみると良いと思います。医療脱毛であっても、完全に毛がなくなるまでは5~8回、人によってはそれ以上の回数の施術が必要になります。なので毛量を減らすために、数回は無毛にしてみることもおすすめです。
VIO脱毛の注意点
初めてクリニックに行く場合は、恥ずかしさが気になると思いますが、慣れてくると効果を求めるようになります。
- 制汗剤は控える
- 施術前後は肌に赤みやかゆみ、やけどを予防するために激しい運動や飲酒を控える
- レーザーの照射漏れがないようにする
→レーザを当てても抜けにくい部位があります。しかし、たまに照射漏れがあるので気になった時はスタッフさんに言いましょう - 施術後は、乾燥しやすいので保湿する
- 数ヶ月のペースで通うのが面倒で、時間効率を考えて他の部位も組み合わせたくなる
→VIOだけの施術であれば15分ほどで終わると思います。他の部位も気になる人はついでに済ませるのが良いと思います。 - 毛量が減ってくると、半年に1回など通う頻度が減るが特定部位がしぶとくて終わらない
まとめ
介護脱毛(VIO脱毛)が気になっているけれど、デリケートゾーンを人に見られるのは恥ずかしいし、痛みも気になる方に、VIO脱毛の具体的な流れをご紹介し、施術の様子や事前準備などをご紹介しました。
40,50代の忙しい方には、白髪になる前に施術が終わる効果の高い医療レーザー脱毛をおすすめします。
次回はどのクリニックに行ったらいいかご紹介します。